鍼って何に効くの?①~神経系編

友だち追加

鍼灸適応疾患神経系

鍼灸が適応になる疾患をカテゴリー別に解説します。
1つ1つの取穴法などは後日また個別に詳しく解説しますね。

まずは「神経系」から始めます。

神経系、これは脳から始まり、背骨の中を通る脊髄、そこから分かれる神経がなにかしらによって侵されることによって起こる疾患をまとめてます。

神経系

皆さんが一番想像しやすいのが「神経痛」ではないでしょうか。
おしりから足がしびれたり痛んだりする「
坐骨神経痛」や、帯状疱疹などで現れる「肋間神経痛」、顔の痛みを引き起こす「三叉神経痛」などよくみる症状の一つです。

「運動神経」と呼ばれる身体を動かす神経が侵されると起こるのが「神経麻痺」です。よく知られるのが顔の半分が動かなくなる「顔面神経麻痺」でしょう。これも鍼灸がよくはたらきます。

運動したあと出る「筋肉痛」も鍼灸で回復が早まります。
スポーツ選手がよく鍼灸を取り入れているのは、治療だけでなくこの辺のメンテナンスも関係するのではないでしょうか。

瞼がピクピク痙攣する「眼瞼痙攣」などけいれんも、神経の働きに異常をおこしているのでこれを改善させるため鍼灸を用いることがあります。

リハビリ分野では「脳卒中後遺症」、特に片麻痺などについて鍼灸が積極的に介入していますし、リハビリ専門施設に鍼灸の導入が増えてきています。
https://noureha.com/menu/60days/acupuncture/
(脳梗塞リハビリセンターのホームページより)

不定愁訴の多い、自律神経失調症も鍼灸が得意な分野の一つです。症状が全身に及ぶことが多いので、全体をみる東洋医学の力の見せ所でもあります。

学会のガイドラインでも推奨されている「頭痛」も鍼灸院に来る方の主訴に多い疾患です。病院で薬を処方されただけでなかなか改善しないという方も多いと思います。いまでは頭痛専門の病因も増えましたが、それまでは薬を使って上手に付き合うという方が多数でした。

薬を飲むだけだと不安、というものに「めまい」もあります。原因不明のものも多いのでこちらも鍼灸で全体のバランスを整えることで改善を目指します。

そして最近多いのが「不眠」のお悩み。これも鍼灸は昔から症例が積み重ねられているので得意分野の一つでしょう。

心が原因の病「神経症」も、心と体を同時にメンテナンスしていく鍼灸が適応しているものです。心配事があると胃がキリキリする、お腹を壊しやすいなど心と体のつながりによる症状をなくしていきます。

ノイローゼ」「ヒステリー」など心の状態の浮き沈みも、波を大きくしないよう、カウンセリングをしながらなだらかにしていきます。

これら医学的病名のあるものも無いものも、古来の鍼灸の文献に出ているものがほとんどです。昔から厳選された身体のみかた、使用する経穴(ツボ)と、鍼灸の活躍する場所がそこにはあります。

ここに挙げられている疾患はほとんど遭遇したことがあります。主訴で来院されものも多数。ヒステリー以外は実際に施術した経験があります。
中にはすぐ病院へ行ってみてもらわなければならないものもありました。
そうでないもの、また、病院での治療と並行してできる鍼灸治療もあります。

お気軽にご相談ください。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP